フランス パリの記録①

Travel Journal

ヨーロッパ周遊パリのノート。

ミラノ中央駅からフランスリヨン駅までイタリア国鉄トレニタリアが運行する高速鉄道フレッチャロッサで6時間57分もかけて向かった。

直通で料金は8000円。

フレッチャロッサとは「赤い矢」という意味で、最高時速360km(日本の新幹線の最高時速は320km)でイタリアを南北に縦断し、各主要都市を結んでいる。

指定席なんだけど、謎のお見合いスタイルの席(座席クラスをあげればお見合い席じゃない)。

知らない家族や友人達の中に紛れ込んでしまう危険がある。

気まずさを感じるのは一瞬だけで、車内は静かだったし、途中で4人ボックス席が1人で貸し切りになっていた。

Wi-Fiも使用できる。

相変わらず外の景色は花畑、動物、草原って感じで、7時間の道のりも苦痛じゃなくて、移動時間というよりは、快適な旅の一部という感覚。

フランスに入って、車内に警察(多分)がきて、パスポートチェックをされる。席でパスポート見せてそれでおしまい。

降車駅が本当にここで合っているのか?と不安になりながらも、リヨン駅に無事到着し、メトロに乗ってホテルへ向かった。

最近行った所に比べて治安が悪そうな印象を受ける。

道行く人に狙われているような、そんな気がしたけど、誰にもなにもされてないし、気のせいだったと思う。少し時間がたてば、その怖さはなくなっていた。

無事ホテルにチェックインしたんだけど、部屋に行ってみると、ドアが空いているし、入り口にタオルが落ちている。

何度も部屋番号を確認したけど、ルームキーの番号と部屋番号は一致している。

中をのぞきこんでいると、私に気づいた水色ストライプの衣装を着たおばちゃんが、おいでジェスチャーをしていたので、とりあえず中に入った。

どうやら、まだ掃除の途中だったらしい。

全然掃除が終わっていないにもかかわらず、私を部屋に招き入れたおばちゃんは、今回の旅で唯一英語が通じなかった。

気にしないでいいよ(本当にそう言ってるかはわからない)と言っていたので、私はベッドに座って掃除をする彼女を眺めていた。

なかなか終わらない掃除を横目に、ベッドの上で荷物の整理をすることにした。

日本でこうなったら問題だけど、ここは日本じゃないので、不快に思うこともなかったし、なんならこの不思議な光景が面白かった。

掃除を終えた笑顔のおばちゃんにメルシーと伝えた。

おばちゃんが立ち去ってから、すぐに歩いてルーブル美術館に向かうことにした。

フランスの街並みはなんとも素敵だったけど、ヨーロッパに来て1週間がたっていたため、ヨーロッパの素敵な街並みの耐性がついてしまって、感動はあまりなかった。

パリはホームレスっぽい人が結構多くいる印象だったけど、襲ってくる感じはないので、昼間は怖くないと思う。

ルーブル美術館やシャンゼリゼ通りを抱える1区や8区は特に軽犯罪多発するらしいので、iPhoneとクレジットカードの所在を常に確認する。

パリオペラ座

ルーブル美術館

中を見学する予定はなかったので、美術館のまわりをうろうろした。

ルーブル・ピラミッド

このピラミット、1個しかないのかと思ってたけど、1個じゃない。どうやら天窓の役割もあるらしい。

完成当初は歴史的景観を壊すとか、エジプトっぽいとかで、強い反発があったけど、今ではルーブルの象徴として受け入れられているんだって。

カルーゼル凱旋門

これはナポレオンが最初に建てた元祖凱旋門だったけど、ナポレオンはこの凱旋門が期待したより小さかったことに不満を抱いて、さらに大きな凱旋門の建設を命じたらしい。

エトワール凱旋門が高さ約50mなのに対し、こちらは高さ19m。

ピンクと白の大理石を基調としている。

チュイルリー公園

フリーメイソン博物館:ミュゼ・ド・ラ・フランス・マソンリー

フリーメインスリーの歴史と文化を公に紹介する公式博物館でフリーメイソンの成立と背景が年代ごとに紹介されていたり、陶磁器や装飾品、絵などが展示されている。

小さい頃から都市伝説が好きで、フランスに行ったら行ってみたいな~と思っていた場所。

最近は都市伝説やフリーメイソンへの興味は薄れているけど、せっかくだから訪れることにした。

まず、インターフォンを押して、ドアを開けてもらう。

中に入るとセキュリティチェックがあって、さらに中に入ってチケットを購入して入場する。

チケット売り場では「あと20分で閉館」と言われ結構嫌な顔をされたけど、チケットは売ってくれた。

入場料は大人8ユーロ。

Freemasonは個々のメンバーを指していて、彼らの思想や組織はFreemasonryという。

世俗的な友愛団体で、宗教ではないけど、宗教心を持つ人々の集まりらしい。

masonはある種の事柄を外部に明かさないという誓約をたてているため、多くの人がFreemasonryを秘密結社と考えているけど、Freemasonryは秘密結社であることをみずからはっきり否定しているんだって。

エッフェル塔の設計者アレクサンドル・ギュスターヴ・エッフェルはmasonで、自由の女神像の骨組み設計したのも彼なんだそう。

ちなみに自由の女神をデザインしたのは、フランスのmasonだったフレデリク・バルトルディという人。

需要がなさそうだけど、この博物館とフリーメイソンについてはいつかまた書きたいと思う。

興味がある人は是非行ってみてほしい。

そこから、ヨガを受けに行った。

フランス語はなじみもないし、何言ってるか見当もつかなかったけどヨガはできる。

また一つ、初めての体験だった。

突如現れるメリーゴーランド?

サクレ・クール寺院

モンマルトの丘の頂上に立つローマ・カトリック教会。

神の慈愛を象徴徴する聖地らしい。

寺院内部の入場は無料でできのだけど、かなりの人がいて中に入るのは断念した。

ドームの上は有料で登ることができて、パリの景色が一望できる。

この建物を遠目で見て、外観に惹かれてここまで登ってきたから、ここがサクレ・クール寺院というのは、階段を登ってる途中で知った。

丸みがあって柔らかい感じもありつつ、どっしりとした重厚感のある外観がすごく気に入った。

ここにたどり着くには、結構な階段を登る必要があって普通に疲れる(ケーブルカーで登ることも可能)。

トレーニングで階段ダッシュいる人達がいるのを見て(私が階段を下るときもまだダッシュしていた)、正気の沙汰じゃないなって思った。

丘の上から、パリの景色が一望できる。

抱擁もしてた。

ホテルで、掃除のおばちゃんを眺めながらレストランを予約していたので、そちらに向かう。

Bouillon Pigalle

安くて、おいしいで評判の人気店。

入り口の外はかなりの人が並んでいたけど、予約をしていたのですぐに席に案内された。

2階建で、席数も多いけど、店内はかなり混雑していて賑やかだった。

ネットで予約できるので、絶対予約した方がいいと思う。

人生初のエスカルゴを注文。

この謎のトングのようなものの使い方は、近くのテーブルの人を真似ることで、難なく使いこなすことができた。

初めての経験が増えて楽しい。

白ワインのハーフボトルとエスカルゴともう1品なにか謎のフランス料理で4000円だった。

確かにリーズナブルな気がする。

隣に座っていたオーストラリアから来た旅行者の2人組に話しかけられて、少し会話をしたんだけど途中から彼女たちがなにを言っているのかよくわからなくなってきて、伝えたい英語もでてこなくて、頭が混乱して一気に酔いが回った。頭がぐるぐる。ショート寸前って感じ。

店を出たときは外はもう真っ暗になっていた(21:30ぐらい)。

酔い冷ましに歩いてホテルまで帰ることにしたのだけど、気づいたら街灯がない暗いゾーンに突入してしまっていて、急いでGoogleMapを確認。

私の後ろに人が歩いて来るのにビビって、さらに歩く速度を上げた数秒後、電柱に思いっきり激突した。

アニメみたいにぶつかったと思う。

そしてアニメみたいに星が見えた。鼻血がでてないか触って確認。出てない。

後ろを歩いていた人は気づいたらもう居なかった。

大通りの店の明かりが素敵に見えるゾーンに戻ってきたら、酔いも冷めて、急に冷静になった。

額にたんこぶができて、痛すぎて、濡らしたティッシュを熱を持った額に貼り付けて就寝した。

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